人相占いとは

人相占いとは

人相占いとは、占う相手の顔つきを見て、その方の運命や性質、吉凶などを見極める占い、あるいは学問(=人相学)のことです。顔全体、もしくは鼻や目、口などといった各部位の形状(広義では体相=体も含みます)から、その人間の心理や性格、あるいは行動などを推し量って判断します。他に、面相学や観相学と呼ばれることもあります。
日本を含めて東洋では、人相占いの際に、占う相手の顔全体を上停(=上部)、中停(=中部)、下停(=下部)の3つに区分して占うやり方が主流です。上停に関しては幼少期から青年期までの運勢、中停に関しては中年期の運勢、下停に関してはその人間の晩年期の運勢が分かるというのが、一般的な考え方です。
一方、西洋では、人相占いの際に各部位の変化を見ていくことはしません。そうではなく、四角型や卵型、逆三角型というような顔の輪郭による区別や、頭蓋の大きさ、形状を重視する骨相学、あるいは額の形による見極めなどを重要視しています。

人相占いで判断する各部分


その人間の1歳までの額の形が、その人の本来のものであり、その後、幼児期に変わったとしても、成年になるとまた本来の形に戻るとされています。また、左右に広がる形の額には長男・長女の相が、丸い形のものには三男四男の相があると言われています。

目は人相占いを行なう際に、極めて重要と見なされている部位です。占う相手の眼光や白目の色、目の上がり方や下がり方を見て判断します。白目が純白であるよりは黄色がかっている人の方が、健康であるというのが通説です。

人相占いでは、鼻は長ければ寿命が長く、高ければ偉そうで攻撃的になる傾向があると見なされています。また、鼻はその土地の気候や風土と関係があるとも言われています。標準的には、鼻の長さは顔の3分の1程度ですが、日本人は全般的に鼻が短いので、3分の1より少し短い程度が標準であるとされています。

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佐藤千秋

このページの筆者
佐藤千秋

自身が占い師としてキャリアを積み、多くの人々が迷いや不安を抱えていることに気付き、安心・安全に占いを楽しめる場を提供するためにこの電話占いサイトを立ち上げました。安心して占いを受け、心の支えとなることを目指しています。